やめとけやめとけ
このページをご覧になっているという事は、貴方はgoogleインデックスの問題で相当悩んでいらっしゃいますね。
無理もありません。
Bloggerテンプレートが抱える構造的な特徴と、現在のgoogleアルゴリズムの相性が決定的に悪いためこのような問題が起こります。
しかし安心してください。
これは解決の出来る問題です。
それでははじめようじゃないか、ぽんきちくん。
なんかG●●gleに媚びてるみたいでイヤ!
もくじ
- とりあえず解決「?m=0」をつかえ
- 一般的な他の要因もいちおう疑っておく
- Bloggerの構造的な弱点とは?
3-1.モバイルファーストインデックスという潮流
3-2.一般的に行われている対策あれこれ
3-3.Blggerはどのように対応しているのか
3-4.生存ルートもいちおう用意されている
3-5.結局陥ってしまう個別デザインという蟻地獄
3-6.というわけで「?m=0」 - 解決したとは言い難い
- 根本的な対策
5-1.根性でレスポンシブデザインに作り変える
5-2.ちょ…作り変えるっておまww
- ピンからキリまで、解決方法まとめ
6-1.我慢してそのまま放置する
6-2.レスポンシブなテンプレート1~5を使用する
6-3.フリー配布されているテンプレートをパクってくる
6-4.有料テンプレートを購入する
6-5.クラシックテーマでレスポンシブなテンプレートをビルドする
6-6.Bloggerから撤退する
6-7.ド根性で自作する
参考情報.
Google for Developers newsletter
2024-12-02 UTC
モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法
本記事の内容はgoogleアルゴリズムやBloggerの仕様変更などにより、期待される結果が得られない可能性もあります。
臨機応変にご対応ください。
1.いきなり解決「?m=0」をつかえ
まずはあなたが「Google Search Console」を使用できる、という前提でお話しします。
名前が長いので以下サチコと呼びます。
一般的な他のブログサービスでは強力なSEO対策が施されているケースが殆どの筈です。
ですので、たいてい記事を作成しても2、3日放っておけば勝手にインデックスされて検索結果に上がって来るという至れり尽くせりの状況が用意されています。
わたしもnoteで記事を書いた時には、そのあからさまなSEO戦闘力に唖然としてしたものです。
こんな奴らと競争しているのか…と。
しかし我らがクソッタレのBloggerにそんなものはありません。(無いわけではないのだが弱い)
そこでどうするのかというと、サチコを使用していちいちGoogleのクローラーを召喚しインデックス登録をお願いするのです。
皆さんご存じのこういう画面です。
ちょっと前までは上部の検索バーにURLをペーストしてライブテストを行なったうえで、
インデックス登録をリクエスト
これでおしまいでした。
検索の上位に表示されるか否かはさて置き、取り敢えずインデックスはされていたのです。
あとで詳しく述べますが、ある時期を境にこれが通用しなくなってしまいました。
それではどうすれば良いのか?!
結論を申し上げましょう。
これだけで(
例えばこのようなかんじです。
https://www.example.com/test.html
https://www.example.com/test.html?m=0
そう、じつはこれだけだとちょっと…ていうかかなり不都合な点があるんだよ。
以下どうしてこのような現象が起こるのか。
そして問題点と対策につてご説明します。
メディアクエリ等の話が出てきますので中級程度以上の方向けとなります。
2.一般的な他の要因もいちおう疑っておく
少しだけ脱線します。
少なくとも現時点において上記「?m=0」の対策を行わない限り、Bloggerのテンプレートではサチコを使用した即時インデックス登録は不可能です。
繰り返します。
しかしこれは必要な条件のあくまでひとつであって、これ以外の理由によってインデックス登録されないこともあるかもしれません。
問題ないよー、という人は読み飛ばして次へ進んでください。(3.へ進む)
もしまだあなたがつまづいているようでしたら、他のサービスでも起こりうる一般的な要因も疑ってみましょう。
下記、ありそうな順に思いつく限り列挙してみますので胸に手を当てて考えてみてください。
それではどうぞ。
- noindexタグがページに設定されている
- robots.txtファイルでクロールがブロックされている
- コンテンツが重複しており、canonicalタグで他のURLに優先権が与えられている
- ページがスパムと見なされる要素を含んでいる
- サーバーエラーが発生している
- ページの読み込み速度が遅すぎる
- サイト全体がペナルティを受けている
- コンテンツが薄く、価値がないと判断されている
- ログインが必要など非公開に設定されている
- 動的なURLや複雑なパラメーターでクローラーが処理できない
- JavaScriptによるレンダリングが正しく行われていない
- モバイルフレンドリーでないため、ただ単に検索順位が下がっている
- HTTPS化されていない
こんなところでしょうかね。
内容を説明しようとするとそれぞれ記事一つ分の量になりますし、星の数ほどもあるwebサイト運営指南の方々によりコスられまくっているネタですのでここでは述べません。
Blogger特有の問題というわけでもありませんしね。
山ほど対策がヒットしますのでググってください。
それでは本題。
なぜ「?m=0」が必要になってくるのかの理由をご説明します。
3.Bloggerの構造的な弱点とは?
3-1.モバイルファーストインデックスという潮流
モバイルフレンドリーという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
Webトラフィックの解析サイトであるStatCounterによりますと、2016年10月にモバイルとタブレットのウェブ閲覧シェアが51.3%となり、はじめてPCからの閲覧を超えたと報告されています。
この動きにより、モバイルデバイスによる表示を優先(モバイルフレンドリー)したサイトデザインの重要性がまさに決定的なものとなりました。
当然Googleも検索結果に表示される内容をモバイルフレンドリーなページに寄せていく必要がありますので、サイトを巡回し評価を行うクローラーの運用を変更する動きが出てきます。
これがモバイルファーストインデックスです。
ざっくりいうと、Googleがウェブサイトを評価し検索結果の順位を決定する際にモバイル版のコンテンツを優先して評価する仕組みのことです。
3-2.一般的に行なわれている対策あれこれ
さて、いちからサイトをビルドするガチ勢や各種ブログサービスを利用してサイトを構築するマイルド勢さまざまいらっしゃると思いますが、ほぼ例外無く、全員が縦長と横長の画面どちらに表示されても破綻しないページを組み上げる必要に迫られています。
多くのブログサービスにとってこれは死活問題ですので勝手に対応してくれます。
つまりマイルド勢の殆どは意識せずとも問題ないのです。
あ、わいマイルド勢やからええんか…ホッ
と思った人は甘い!
あなたが選んだブログサービスは何でしたか?
そう、Googleが生み出したソドムの街。
悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけたような最低のブログサービス。
ここはBlogger。
苦いコーヒーでも飲みながらもう少しだけ付き合ってもらいましょう。
で、PCとモバイル両方に対応する為にとられるのが以下のような方法です。
概要 | : | 1つのHTMLファイルとCSSを使い、画面サイズに応じてレイアウトを動的に調整する方法 |
特徴 | : | 同じURLとHTMLを利用 CSSの@mediaクエリを使用してデザインを切り替える 複雑な変形機構を持ったメカデザインに似ているかもしれません |
利点 | : | 表示される画面のサイズにより最適な表示を提供可能 SEO戦闘力が高い Googleが推奨 |
欠点 | : | htmlを組むのがムズい |
概要 | : | モバイル用とPC用に異なるURLを用意する方法 example.com m.example.com など |
特徴 | : | モバイルとPC用に完全に異なるページを提供可能 |
利点 | : | モバイル向けの最適化が自由にできる |
欠点 | : | 別々のページを管理する必要があり…つまり組むのがめんどい リダイレクトやcanonicalタグの設定が必要 |
概要 | : | htmlをモバイル表示に特化して作成し、PCでもそれで押し通す |
特徴 | : | モバイルフレンドリーの要件は満たしているのだが何か問題でも? |
利点 | : | めっちゃ簡単 |
欠点 | : | PCから見るとちょっと寂しい |
④動的配信(Dynamic Serving)
⑤プログレッシブウェブアプリ(Progressive Web App, PWA)
⑥AMP(Accelerated Mobile Pages)
⑦リキッドレイアウト(Liquid Layout)
⑧CSSカスタムプロパティ(変数)を活用したデザイン
⑨ユーザーインターフェースを最適化したユニバーサルデザイン
⑩サーバーサイドレンダリング(Server-Side Rendering, SSR)
などが考えられます。
では我らのクソッタレなBloggerがこれらのうちどれを選択しているのかというと…
3-3.Bloggerはどのように対応しているのか
② 別々のURL
これです。
決して間違いというわけではないのでしょうが、なぜかGoogleのクローラーと相性が良くないらしく、様々な弊害が発生しています。
故に今このような記事を書いている訳です。
この画面を見てください。
このページにいらっしゃっているあなたは、おそらく順調に記事を量産する段階に入っておられることでしょう。
時々エディターからレイアウトをいじったり、少し気合の入った人はcssを追加したり、まれにガチ勢の人はhtmlの編集画面からテンプレートの改造に踏み切って取り返しのつかない事にな(カット)
思い出してください。
Bloggerをはじめた頃、皆さん必ずこの画面で悩みませんでしたか?
テンプレートの選択です。
ここで左から順に、
以上、12種類のステキなデザインが並んでいます。
このなかで6~12番目のテンプレートを選ぶと「PC/mobile個別のURL」が選択されたことになります。
何を隠そうこれらはBloggerがmobileでの表示を完全にナメくさっていた頃のテンプレートです。
3-4.生存ルートもいちおう用意されている
それでは1~5番目のテンプレートはどうなっているのかというと、いちおう完全なレスポンシブデザインになっています。
試しに何か適当な記事を書いてPC、mobile両方で表示してみると破綻していない事が確認できるでしょう。
わかりやすい目安としてはカスタマイズのプルダウンメニュー内でmobileでの表示をどのように扱うかという選択肢がありません。
それを悩まなくて良いように設計されているからです。
今回の話のなかでの、実はこれがひとつめの生存ルートとなります。
- HTMLを絶対にさわってはならない
- 表示速度が遅い
- 故にSEO戦闘力が弱い
- 飽き(カット)
などの理由でおススメ度は10段階評価中3ぐらいでしょうか。
検索順位などどうでもいいので日記の延長としてブログが書ければよい、という方には十分かもしれません。
3-5.結局陥ってしまう個別のURLという蟻地獄
しかし「HTMLを編集」画面から1文字でも中身をいじってしまうとカスタムテンプレートの扱いになり、先ほどから頻出している個別のURLというやつになってしまいます。
モバイルの設定という項目が追加されているのが分かりますでしょうか。
実はこの時点で既に「?m=0,?m=1」というパラメータを追加した余計なURLが生成されるモード、つまりテンプレート6~12と同じ土俵に立つことになります。
このままmobile端末で表示すると、縦長の画面にPC用の画面が縮小して表示されてしまいますので使い物になりません。
そこでmobileデバイスでモバイルのテーマ(?m=1)を表示するという設定を行うことになります。
多くのサイトではBloggerをmobile端末で表示するためにはこのような設定を行う、と説明されていますしBlogger自体もそのように意図して設計されています。
しかし実はこれが一見正解に見える死亡ルートなのです。
選択してしまうと後々詰んでしまうことになります。
どういうことなのかは(次章4)で説明しますが、取り敢えずこの条件でインデックス登録が出来るところまではやっつけてしまいましょう。
3-6.というわけで「?m=0」
PCで表示する場合は、モバイル端末で表示する場合は、
さて、どういう訳かこれら複数のURLが存在することを知っているGooleは、
https://www.example.com/test.html
とサチコに入力してインデックスを申請したらどう思うでしょうか。
bot:これPC用のページやんけ(草)
わしらモバイルページ優先するもんね。
こうなります。
Googleがモバイルファーストインデックスの方針を表明してからもしばらくの間は救済措置としてPC用のクローラーも巡回していたのですが、
2024年7月5日
パソコン用Googlebotによるクロールの終了
\(^o^)/オワタ
読んですらもらえなくなりました。
2024年7月から20251月現在、理由は不明ですが「?m=0,?m=1」のパラメータがついたURL
https://www.example.com/test.html?m=0(?m=1)
ならクロール、インデックスが可能であると経験的にわかっています。
ここでようやく「?m=0」の出番となります。
ちょっとまってください。
これってなんか…
ほぅ気付いたかい?
次に単純に「?m=0」でインデックスさせるだけでは解決できないBloggerの
4.解決したとは言い難い
「?m=0」を付ければインデックスされるんだろ?
ええやんそれで。
いいえ良くはありません。
放っておけばシャドウバンに近い状況に陥る可能性が高く、きわめて危険です。
私が1年近くインデックス問題で躓いていたのもこれが原因だったのではないかと考えています。
あああ!思い出したくもない。
さて個別URLでサイトを運用する場合、Googleの開発者向けニュースレターには山ほど注意事項が記載されています。
このなかで、ページがインデックスされない理由は何なのか、ひとつひとつ検証して潰して行くのは考えただけで気の滅入る作業です。
ていうかそもそもこれだけ注意事項が書いてある時点で使ってほしくないという空気がビシビシ伝わってきますし、それどころかド直球でとんでもない事が書いてあります。
WixやBloggerなどのCMSをご利用の場合は、既存のテーマを変更できるのでない限り、新しいモバイルフレンドリーなテーマを見つける必要があります。
Σ( ºωº )
なんとBlogger使ってる人はテンプレートそのまま使ったらダメだよ、とGoogle神からのお告げが記載されているのです。
サイトの構造そのものに問題があるのに、とりあえずインデックスされるからといってクロールの申請を繰り返しているとそのうち罰が下りますよ?
私のように。
実際に謎が解け、対策が完了し、状況が改善するまではモチベーションを維持するのが本当に大変でした。
ネットを引退する他ないのかと本気で悩みましたから。
Googleに無視されるのはまじでツラいですよ?
5.根本的な対策
5-1.根性でレスポンシブデザインに作り変える
Bloggerサービスを利用し続ける限り「?m=0」問題から逃れるはありません。
つまり「?m=0,?m=1」の付いた余計なURLが生成されてしまうという避けられない現実を受け入れたうえで、最もマシな対策を取る事しか我々にはできないのです。
見出しに書いていますのでもうおわかりでしょうが、その方法というのはほかでもありません。
ド根性でレスポンシブデザインに作り変える
これです。
これ以外に十分な効果が期待できる方法は考えられません。
具体的には…
- メディアクエリとCSSをゴリゴリにチューンナップしてテンプレートをレスポンシブデザインに改造する
- カノニカル(canonical)タグはそのままいじらず無印(PC版)のページを正規とする
- モバイルデバイスで表示するテーマをデスクトップ版に設定する
- レスポンシブデザインに改造してあるので、デスクトップ版をモバイル端末で表示してもフレンドリーである
- サチコでのインデックス申請は「?m=0」の付いたURLで行う
今表示されているこのページもレスポンシブかつモバイルフレンドリーに作ってありますので、どの端末で表示しても破綻はしていないはずです。
たぶん。
インデックスも問題なくされており、順位もまぁまぁなんじゃないでしょうか。
デメリットをあげるならば、無印と「?m=0」に対してクローラーbotの巡回リソースが分散されてしまうという点です。
これはもう個人の努力ではどうしようもありません。
5-2.ちょ…作り変えるっておまww
ちょっとまってください。
そんな簡単に…
だよね。
理解できてしまった今ではどうという事もありませんが、webコーダーでもデザイナーでもない善良な一般市民の私がここまでやるのはちょっと大変でした。
ですので次案として、web上に転がっている有料・無料のテンプレートを拝借して細かいところはカスタマイズするという方法もあります。
当然有料テンプレートの方が品質が高い傾向はあります。
選ぶポイントとしては
レスポンシブデザインであることを
といったところです。
ここまで読んでくださった方でしたら事の重要性はおわかりだと思います。
カルーセル(スライダー)が付いていてオシャレだとかヘッダーの絵が可愛いだとかそんなクッソどうでもいいところは本当に後回しでいいので、
- レスポンシブ/モバイルフレンドリー
- SEO
- 表示速度
- デザイン
これぐらいの優先順位で選びましょう。
そして最後に必ずブラウザをウィンドウモードにしたり開発者ツール(〔F12〕キー)を立ち上げるなどして挙動を確認してください。
ブラウザの横幅をぐりぐり動かせば、どの様な横幅であっても破綻せず表示されているかどうかが確認出来ますから。
またサチコ、PageSpeedInsights、SEO対策で構造化データが含まれる場合はリッチリザルトテストで問題がないかどうかなどの検証も行いましょう。
私がフリー素材という条件で探した限りでは挙動がおかしなものが多く、しっかりしたものも好みに合わなかったりして結局自分で作ることになりました。
6.ピンからキリまで、解決方法まとめ
根本的な対策のハードルがやはりどうしても高くなってしまいましたので、妥協するのもぜんぜんありだと思います。
以下、対策が簡単な順にまとめてみますので、最後にもう一度落ち着いて考えてみましょう。
6-1.我慢してそのまま放置する
お薦め度:0/10点
難易度 :超かんたん
効果 :マイナス
Bloggerを自然に運用しているとこのルートに陥ります。
3-3.Bloggerはどのように対応しているのか
のところでご説明しました。
そもそもGoogleがダメだといっている事ですので徐々に検索に表示されなくなり、最終的にはシャドウバンと似たような状況に陥る可能性があります。
これだけは絶対にダメです!
6-2.レスポンシブなテンプレート1~5を使用する
お薦め度:3/10点
難易度 :超かんたん
効果 :そこそこ
3-4.生存ルートもいちおう用意されている
のところでご説明しました。
もともと用意されているお着せのテンプレートを慎重に、1㍉も踏み外さずに使用すれば「?m=0」ルールは依然として必要ながらインデックスはされますし、モバイル端末での表示も崩れません。
故にGoogleからペナルティを受けることもおそらくありません。
ライト勢の方にはこれがお薦めです。
6-3.フリー配布されているテンプレートをパクってくる
お薦め度:8/10点
難易度 :ふつう
効果 :良い
5-2.ちょ…作り変えるっておまww
のところでご説明しました。
気に入ったテンプレートに出会えさえすれば最高ですので、ぜひじっくり探してみてください。
実質的にここが落としどころではないでしょうか。
しかしそのまま使うにせよ改良するにせよ、ある程度の知識とテクニックは必要です。
頑張ってください。
6-4.有料テンプレートを購入する
お薦め度:7/10点
難易度 :ふつう
効果 :良い
私はこのルートを通っていませんので、ちょっと分かりかねますが、良心的な出品者でしたら何回かは無償でカスタマイズや技術的な相談に乗ってくれるんじゃないでしょうか。
Bloggerテンプレート
2カラム、レスポンシブ、モバイルフレンドリー
Googleの提唱するモバイルファーストインデックス。
それに対応しながらこれからもBloggerでやっていくのならば、絶対に欠かすことの出来ないレスポンシブテンプレート。
気に入ったのが見つからないのならば作ってしまえ!
ちなみにうちのサイトはこの「B-Template」で構成されています。
6-5.クラシックテーマでレスポンシブなテンプレートをビルドする
お薦め度:6/10点
難易度 :そこそこムズい
効果 :まぁまぁ
おおっと!
ここでダークホースが出現w
クラシックテーマです。
Blogger管理画面のカスタマイズプルダウンメニュ内にある「クラシックテーマ(第一世代)に切り替える」という項目って何だろう?
と不思議に思っていた人も多いのではないでしょうか。
このボタンを押した先には20世紀の風情漂うレトロスペクティブな世界が広がっています。
いわゆる阿部寛のホームページというやつです。
b:includable
b:with
などのいわゆるBlogger語なんか出てきませんし、自動生成される有難迷惑なパーツや行もありません。
爆速ページが作れますよ!
純粋にHTMLとCSSでテンプレートをビルド出来る人なら実はここがお薦めです。
しかし2点デメリットがありまして、
1.編集画面がHTML5に対応していないため、正しく組んでいるにもかかわらず閉じタグなどがいちいちエラーで表示される
2.Bloggerのお節介な機能から解放されてスッキリするとはいえ、やはり現代においてある程度のヘッドコンテンツは必要
動的に生成されていたメタタグなどを記事ごとに全て自分で埋め込まなければならないので膨大な工数が派生する
こんなところですかね。
version2のBloggerも軽量チューニングすれば十分早いですので、従来のコードでゼロからビルド出来るほどの腕があるならversion2にチャレンジしてみては如何でしょうか。
6-6.Bloggerから撤退する
お薦め度:?
難易度 :?
効果 :?
暴論ですがこれはありです。
モバイルファーストインデックスの潮流に対応する気配のないブログサービスというのは、そもそも今後ネット上で戦っていくパートナーとしてはふさわしくないのでしょう。
今回の件に限らずこれからもボロボロと欠陥があらわになるかもしれません。
しかし、低コストでかつ邪魔な広告がないという圧倒的なメリットは変わりません。
いまさら引っ越す手間も考えるとうんざりですしね。
6-7.ド根性で自作する
お薦め度:9/10点
難易度 :超ムズい
効果 :あなた次第
結局のところ自作をおすすめします。
有料だろうと無料だろうとある程度の理解が無ければ使いこなせませんので、それぐらいならもう一歩踏み込んで鼻血が出るほど勉強してみるのも手ではないでしょうか。
大丈夫!
なんとかなりますから。
2020年頃と違って今は上級者の方々がたくさん情報を開示しておられますし、何よりAI文化も花盛りですしね。
以上、
「BloggerのページがGoogleにインデックスされない問題~その原因と対策」でした。
こうやってまとめてみると改めて実感しますが…
ロクなもんじゃねぇな、Blogger。
~ おしまい ~